月別アーカイブ: 2013年11月

市場水揚げサケのヒレ採取が始まりました。

サクラマスやトキシラズなど初夏にもやりましたが、市場水揚げの秋サケのヒレ採取を来週19日から始めます。
セリに間に合うように、大船渡には、早朝6:30頃までに行くこととなります。
宮古は、6:00からセリなので、5:30頃までに行って採取する必要があります。
どちらも、前日に連絡して漁模様などを聞いてから行きます。

第3回全国水産系研究者フォーラムを開催しました。

岩手大学では、東日本大震災により壊滅的なダメージを被った三陸水産業の現状を踏まえ、全国から水産系研究者の知見を結集し、新たな水産資源の活用方策を探るとともに、岩手県の県民・自治体・関係団体・企業・NPOなどの各層と協同で水産系分野の研究拠点を形成することを目指し、東京海洋大学・北里大学と共に「全国水産系研究者フォーラム」を開催しました。
第3回フォーラムには、100名ほどの参加者があり、「震災後の三陸地域における水産業の現状と復興」をテーマとして、全国水産系研究者のより一層の横断的ネットワーク構築と三陸復興を目指して開催されました。

【最新版】第3回水産系研究者フォーラム開催案内 ← クリックするとチラシ(PDF)が表示されます。

 

水産・養殖部門 第15回部門会議を開催しました。

議題:1)
SANRIKU(三陸)水産研究教育拠点形成事業成果等報告書の作成について書式を元に話し合った結果、「岩手大学三陸復興推進機構 三陸復興プロジェクト概要(2013年4月8日版)を参考にしながら、下記の分担者が執筆し、まず10月9日(水)までに梶原まで提出することとなった。梶原は10月10日午前に行われる三陸水産研究センター運営委員会の説明を受けて必要があれば修正を依頼する。

1.定着性生物)成果は無し。平成26年度から取り組む
アカモク)田村、澤井
マガキ春)田村
マボヤ)梶原
マツモ)10月以降
カジカ)塚越
閉鎖陸上)田村(ホシガレイ、フグ)
天然サバ)今年度はできない
ウニ高度)田村
フジツボは26年度に新規で書く。
漁場環境)塚越(ザラボヤ?)

2.サケ類の育種および増養殖と新適合種の選定
遺伝分析)塚越
増養殖)阿部
浮沈式)無し。もうできない?

3.水産専門技術者等の育成(成果の還元)
阿部(いわての海展、チャレンジセミナーなど)養殖試験は漁業者への指導の意味もあるが、専門技術者の育成というようなシステマティックな活動になっておらず、関係諸団体との調整もあり、適切な形を模索しているところである。
予算・決算表は、平成24年度の決算(塚越担当)を除き、梶原が執筆する。
論文等は、4月13日あたりに一度出していただいたファイルがあるので、それを参考にする。
残りの項目は、各自必要に応じて執筆する。
なお、最終〆切は10月15日。

2) 9月12日開催の第11回 三陸復興推進機構運営委員会報告について
出席したわけではないが、梶原が資料に基づき、標記委員会の内容を紹介した。特に、全学共通教育科目「岩手の研究『三陸の復興を考える』」の授業担当について、阿部先生が12月5日に、「岩手大学の復興活動④:岩手大学における水産業復興に関する取り組みを概説する。」とした授業を行うことになっている。

3) 第3回全国水産系研究者フォーラム・研究成果報告会について
11月9日ー10日に東京海洋大学で行われる標記報告会では、梶原班長が発表することになった。また、水産フォーラムのテーマが公募されているが話し合った結果、特にないということになった。